不健康でも母である

精神的な部分も含め、自分の思ったことを正直に更新しています。

「わたしはわたし!」セルフ・ラブで幸福の扉を開ける15の鍵


「わたしはわたし!」セルフ・ラブで幸福の扉を開ける15の鍵 (tiara books)
「わたしはわたし!」セルフ・ラブで幸福の扉を開ける15の鍵 (tiara books)
ジュリアン


サイコセラピーの父と言われるアメリカ人の
カール・ロジャース(1902~1987)は、
何百人ものカウンセリングした経験から、
「逆説的だが、自分自身を受け入れてあげた時に、やっと変化が起こせる」
と述べています。


この言葉に私は、ピンと何かが来た。
この言葉は簡単そうに見えるけど、奥深い言葉である。


ミスをしても「もうだめだ」ではなく、
「こんな日もあるさ」と自分を一回受け入れて、
次どう対処すべきかを考え始めるなどをすること。


この受け入れがなければ、自分を殺してしまうことになりますよね。


「○○であるべきだ」「○○すべきだった」、と
理想の自分をイメージしがちだけど、
その分、自己批判や自己否定も大きくなる。
自己否定は始まると止まらない。
頭で考えるのではなく、自分の心に聞いてみることが大事。


すべきではなく、したいでいることで、
心のキャパオーバーを防げる。


すべきは、体を緊張させるだけ。
したいのほうが、幸せでキャパオーバーも防げる。



私はいつも何かしら考えているし、
キャパオーバーしやすいので時々グサッとくる言葉が多く感じました。
でも、グサッとくるということは、
当たっているということなんですよね。


キャパオーバーしやすい人や、完全主義な人におすすめな本でした。
また読もう(*'ω'*)

「早く早く」が子どもを供をダメにするを読んで


「早く早く」が子どもをダメにする
「早く早く」が子どもをダメにする
新講社



私たち、親は子どもに急いでほしいとき、
「早くしなさい」と言いますが、
子どもにとって、この「早くしなさい」は違う意味になってしまうようです。


1つは、意味のままである「早くしなさい」というスピード
もう1つは、「ちゃんとしなさい」という正確さ


これにより、子どもはどうしたらいいか分からず、
無理難題で無茶苦茶にしたり、しなかったりして、
親がむしゃくしゃしてしまうのです。
もったいないですよね。


「早く早く」が子どもの自立心を妨げる

更に、急かすことで子供の自立心まで奪ってしまいます。
子どもにとっても時間配分があります。
いくら何でもご飯に2時間かかるなどはよくありませんが、
理由があるのかもしれないので、聞いてあげましょう。
そして、「早く」と言っている間は、子どもの発言行動を抑えているので、
自立心を奪ってまで行動させていることを頭の隅に置いておきましょうね。


「早く早く」が子どもの集中力を下げる

親からすると優先順位はわかりますが、子どもからすると、


「ランドセルを開けて連絡帳を机に置いてから宿題して・・・」


と行かずに、


「ランドセル、宿題、連絡帳・・・なんだっけ?」


となってしまいます。そう、わからなくなるのです。


ある男の子は言いました。


「ただでさえうるさいのに、お母さんが2つも3つも「早く」というと、なにをやったらいいのかわからなくなる。」


小学二年生の男の子の感想です。


「早く早く」で自己管理能力が低下する

早くと急かすことで、子どもは「サッサと終わらせなきゃいけない」と思い
適当に片づけた「事」にします。
それは、親が「早く」というから「早くしただけ」
終わらせれば文句が言われないので、「事」にして、
言われたことしかできない子になってしまいます。


「はっきりしなさい」はモヤモヤを生む

子どもの曖昧な態度や言葉は、一生懸命行動にしようとしている証拠なので、
そこで「早く」「ハッキリしなさい」というと、
子どもは否定されていると勘違いをします。
その結果、きいてもらえなかったという「モヤモヤ」が生まれるので、
あいまいな態度の時は親は冷静に待ってあげるといいかもしれませんね。


「まったく」で子供は投げやりなきもちになる

「まったく・・・」と呆れた顔を子供に見せていませんか?
子どもからしても、その行動は冷たい態度で否定された気持ちになります。
「どうせ」と思わせてしまいます。


「嘘をつかないで!」は逆に嘘が増える

嘘だけを厳しく怒ると、子どもは反発して、
更に言い訳が増えたりと悪化するだけなので、
嘘よりも嘘をついた理由(手洗いをしてなかったなど)に目を向けましょう。
本来してほしかったことを言うことが大切です。
又、過剰な期待もプレッシャーから嘘に繋がることがあります。
素直な気持ちで子どもを愛せると素敵ですね。


「友達に嫌われるよ」は友達ができなくなる

何故ダメなのかが分からない状態で嫌われるといわれると、
子どもからすると怖いものです。
その結果、人の顔色をうかがってばかりの子になってしまい、
本当の友達を作ることができなくなります。
友達だけではなく、「おばあちゃんに」などもでも同じです。


「俺・私は忙しいの」は、親のわがままです。

早くといわれて頑張った子ども。
やっと話せる環境ができても、親は家事が残っていたりしますよね。
その際に「忙しいから」と親が行ってしまうと、子どもは疑問を持ちます。
不公平だと思い、相手をしてくれないと思い、親子関係に傷が入るでしょう。
子どもに要求をするなら、子どもの要求も聞いてあげる、
これが公平だと思いませんか?
子どもからすると、不公平は後に「わがまま」「言い訳」をする親になります。
子どもとの時間も大事にしませんか?


忙しいときでも一度、「なあに?」と聞いてあげましょう。
そのあと、聞きながら洗濯物を畳んでも問題はありません。
もし揚げ物をしているなど危ない場合や聞き取れないときは、
「今○○していているから後で聞いてもいい?」と言ってあげましょう。
子どもにもワンクッションは大事です。


また曖昧な言葉でノロノロと話してきて苛立っても
「もうわかった」は拒絶になり、「もう話さない」と子どもから
コミュニケーションを断ち切ってくるのでやめましょう。



子どもと関わることって大変ですね。
でも、子どもからコミュニケーションを断ち切られてしまうと、
親ができることはもう何もありません。


せっかくの我が子、唯一の子どもだからこそ、
時間を割いてでも子供の高さに合わせてあげて、
急かさずに、自由に過ごさせてあげてみませんか?


私は本を読んでそう思いました。
他にもいろいろな文章がありました。
為になる本でしたよ♪